キャリアの夜明け

大手メーカーを退職し、戦略コンサルタントに転身したドラゴン晋作がキャリア論・ビジネススキルについて語ります。

転職回数が多いけど成功する人の特徴。転職上手な人に簡単になれる

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世の中には「転職上手な人」がいる。
有名な企業を渡り歩いて華やかな経歴を見てる人が注目を集めたりしていて、「ちょっと俺は違うな」とか思ったりしてないか?

「どの企業でも成果を出せるスーパーマン」のような優秀者をイメージされるかもしれないが、正直言うと平均よりちょっと上くらいの人でもそんな人がバリバリいるのだ。

どういうことか?
実は、社内評価と転職市場で通用する"転職力"は、まったく別ものだったりする。

そこで、今回は転職上手な人の特徴をまとめたい。
これらを意識するだけで誰でも自由なキャリアを描けるようになるはずだ。

新しいものへの好奇心が強い

この特徴におけるメリットは2つある。
1つは、新しい波や兆候を掴めること。

例えば、近年はAIがビッグワードとしてかなり注目されている。
次々と上場する会社が現れ、その企業評価もうなぎ登りだ。
新しいものへの好奇心が強い人は、まずこの波を逃さない。
先端技術が集まる展示会が開催されれば、率先して足を運び、色々なものを体験してはそれをアウトプットして自分の知識にしていく。
そして、その技術が多くの企業の課題を解決すると感じたならば、直ぐにでも潜在能力のあるAIカンパニーにでも転職してその分野の知見を磨く。
結果的に市場からの需要が強くなった時に自分を高値で売り込むことができるのだ。
もちろん、VRや仮想通貨のようにバズワードになりながらも当たらない業界はある。ただ、当たりはずれを見極める嗅覚も場をこなさない限りは育たないのだ。

2つは、いとも簡単に他人よりリードできるからだ。
ある程度認知されている分野には何十年も研究しているような人がいるので、中々頭角を現すことは難しい。
ただ、新しい分野であれば皆が横一線なので、スタートダッシュをかければすぐに抜き出ることができる。
転職市場では、いかに自分を目立たせて、相手に欲しいと思われるかが重要だ。
そして、基本的に企業は、不足しているポジションを補うために人を採用しているのだ。
新しい分野を習得し、価値を創出できるようになれば、それだけで売れる人材になれる。

自分の「売り」を良く分かっている

転職上手の人たちで共通して持っているスキルを挙げるのは難しい。
ただ、あえていうならば彼らは「自分の強みを深く理解し、それをレベレッジにして新しい環境で成果を出す適用力」が抜群に高い。
例として人事畑の人がいたとしよう。

自分の強みを「評価制度の設計方法から思想までを理解し、現場レベルに合わせて落とし込める力」だと理解していれば、転職先が製造業でも、IT業界や小売りでも強みを生かして現場ニーズを吸い上げることで成果を上げることが十分に可能だ。
転職上手な人は例外なく、こうした適用力が抜群に高いのだ。

コミュニケーション能力が高い

外資系ITをはじめ名だたる企業に転職していった人たちを見てきたが、転職上手な人で口下手な人を見たことがない。
質問されてないのに次々と自分から話したり、会議などでも一言も話さずに黙っているのが難しいくらいの人物が多い印象がある。
改めて思うのは、環境の変化に柔軟に合わせていくには、受け身で待つのではなく、自らゴリゴリと押し込んでいくタイプのほうが有利なのだろう。
誤解してもらいたくないのは、コミュニケーション能力は職場の同僚とよく話すという意味ではない。
異業種、カルチャーの異なる社外の人間でもお互いのバックグラウンドを理解し、共通理解を導ける能力のことだ。
その能力を基に相互理解を促進できる人が転職先でも成功している。

複数のコミュニティに入っている

コミュニティ時代と叫ばれているが、会社だけに属すことは視野が狭くなってしまう。
インプットする情報が偏ってしまい、考えを膨らませる要素が入ってこない。
そこで重要なのが、複数のコミュニティに入ることだ。
オンラインサロンでもオフラインの集まりでも正直なんでもいい。
自分が面白いと思うことがテーマになっていたり、魅力的な人が集まっているコミュニティを見つけて参加しよう。
ベンチャー界隈のコミュニティー、仕事に直結するテーマの勉強会や副業のコミュニティーなど幅は広い。
そして、自分の問題意識や他の人の話を積極的にとりにいこう。 見間違えるほど自分のキャリアに有力な情報が入ってくるはずだ。

情報を発信している

地道でコツコツとした努力が必要だが、大きな力を発揮するのが情報を発信することだ。
情報は面白いもので、情報を積極的に発信する人に集中して集まってくる特性がある。
なので、有益な情報をバンバン発信しよう。
しかも、最近はAIがネットをスクリーニングして発信者を評価してくれるようになっている。
これらのスクリーニングに捕まるためにも情報発信していればそれだけチャンスが広がるのだ。
実際に私は転職活動中、自分に強みがある分野についてNewpicksで毎日コメントを発信していた。
そしたら、Microsoftのリクルーターにカジュアル面談を依頼されたことがある。
結局、転職面接に進むことはできなかったが、情報を発信しないとリクルーターの目にはかからないなと深く感じた。
ビジネス用SNSのLinked inは当たり前として、Twitter、ブログを登録し、可能な限り情報を発信しよう。

どこにでも売れる人材になるためには

一般的に専門性が高いことが転職力を付ける上で重要な要素となっている。
「一芸に秀でる」という言葉の通り、何かを突き詰めるのは素晴らしいことであり、それが転職市場で評価されるのは間違いない。
だが、それの裏返しは「専門の枠におさまり、新しいことに挑戦しない」というリスクでもあるのだ。
自分の専門分野は日々の情報収集や研鑽で磨いていくのは大前提で、そのうえでそのスキルをてこにして新しいことに挑戦していこう。
そうすることで自分のスキルの幅が広がり、スキルの掛け合わせによって自身の価値がみるみると高まっていくのだ。