第二新卒の転職活動記。ソニー、グーグル、リクルート、外コンに挑戦

f:id:azuma-excited:20180911224451p:plain

はっきり言って第二新卒での転職は簡単じゃない!
私も新卒4年目で大手メーカーを辞めてコンサルへ転職しました。
カッコよく「キャリアビジョン明確にして転職活動したら直ぐに受かった」みたいなことを言いたいんですが、実は大苦戦
1回目の転職活動はあまりにも上手くいかず、一旦活動を停止するほどでした。
しかし、あることがきっかけで意識が変わり、1年後に再チャレンジした所、Google、SONYは最終面接までいき、外資コンサルを始め数社から内定を貰うことができたのです!

転職活動が難航したのは苦しかったですが、その苦労があったこそキャリアについて人一倍悩んだ自負があるし、手に入れた知識もあります。
今回は、少しでもその経験をシェアすることで皆さんのためになればと思って筆をとりました。
必ず、あなたの転職に使える話があると思っているので、ぜひ読んでみてください。

そもそもなぜ転職したいと思ったのか

まずは、なぜ私が転職したいと思ったのかについて簡単にお話します。

一言で言えば、もっとスリリングで挑戦的な仕事で成長し、将来的には事業の立ち上げを担える人材になりたいと思ったからです。

メーカーに新卒で就職しましたが、最初の配属は、就活時より希望していた新規事業の商品企画でした。
ふとしたときに開発部隊から「新しい機能できたよー!体験して!」と新しい機能を目にすることが多く、商品企画として顧客が喜ぶ新技術のユースケースの妄想を膨らませる日々。
「先端技術の事業化を成し遂げたい」という思いを持って就職した私にとって、ビジネスの面白さ・醍醐味を体験できる最高の機会でした。

ただし、その後に大きな苦境が待ち受けていました。
技術は時代の先端を切り開く革新的な物にもかかわらず、業績は芳しくなく、事業部が撤退になったのです。
多くの人が様々な部門に異動となりましたが、その中でも私はガチガチの管理部門に異動になりました。

定年を迎えた再雇用者が主に所属する部署で、宅配便の伝票作成やシステム入力をひたすらこなすルーティーンワークが主な仕事
転職エージェントと話したり、ネットでキャリアに関する記事を読むと、いかに現仕事が自分の市場価値を傷つけるかを痛感するし、貴重な20代を単調な仕事に捧げることに焦っていました。

そして何より、新規事業の立ち上げから撤退を経験し、次は事業化を担える人になりたいと強く思っていました。
しかし、今の仕事はその思いに繋がっている気がしなくて、ものすごくやるせなくなりました。
そうして、「転職してみよう!」と決意したのです。

早速、第二新卒として転職を始めるが大苦戦 

新たな決意の基に転職を始めるわけですが、これが大苦戦でした。
まず、ビズリーチとリクルートキャリアに登録し、色々な企業を探しました。

あまりピンと来る企業がなかったのですが、アクセンチュアの新規事業やマーケを担当する部署にとても惹かれました。

事業会社だと1つの事業を腰を据えてやり続けることになりますが、コンサルであれば第三者の立場で多くの新規事業の立案に多く携われる。
それによって、経験値が貯まるので新規事業のスキルが磨けると思いました。

ここから、アクセンチュアに志望を一本化させ、徹底的に準備しました。
パートナーやディレクターのインタビュー記事は片っ端から読み、職務経歴書や志望動機書も細部までチェックする。面接における想定質問への回答も準備しました。


「準備は完璧。いざ参らん」とばかりに書類を応募し2日後、転職エージェントから応募の結果の返信が届きました。
メールを開くとそこには、「今回はお見送りとのことです」という表記が。

一瞬、何が何だがわからなくなりました。
「え?あんなに準備したのに?」と疑問が湧きました。
エージェントからも「面接までは間違いなくいけます」とお墨付きをもらっていたので、なおさら現実を受け止めることができませんでした。

かなり準備した分、面接すらいけない無力感に絶望することしかできなかった。

そんな折、ビズリーチでソニーからダイレクトリクルーティングがきました。
新規事業のマーケティング職で自分がやりたいことに近しい仕事内容でした。
しかもソニーから直接スカウトされて、「これはいける!」と思って意気揚々と書類を応募。
だが、1週間後に帰ってきた返信は、「ご期待に添えない」との文言。

立て続けに2連敗して、もう何なんだと。
直接スカウトされたのに、落ちることがあるなんて、そんなことがあるのかよと。

しかも、この時は現職へのストレスも半端ではなく、ひたすら宅配便の伝票やシステム入力を繰り返すルーティーンワークに追われ、逃げたい気持ちでいっぱいいっぱいです。
多分かなりネガティブなオーラを纏っていたと思います。

その後も、直接スカウトがきたリクルートホールディングスの面接を受けたり、リクルートライフスタイルや面白そうなベンチャーを見つけては応募していましたが、面接まで進めてもすべて落ちてしまいました。
15社くらい落ちに落ちまくりました。

ここらへんから、「自分はどこからも求められてないのか」と思い始めたり、市場で評価されない仕事をして市場価値がどんどん下がっていき、「より転職が厳しくのでは」という不安に押しつぶされそうになってしまいました。
ストレスで胃腸の調子が悪くなり、5kg痩せてしまうほどでした。

そんなとき、前事業部で仲が良かった若手課長に飲みに誘われました。
現職も転職もイケてなくてストレスが溜まっていた分、ついつい如何に現職がいけてないかをぶちまけてしまいました。

そしたら、こんな言葉を言われたのです。
「今の環境を愚痴るのは簡単。でも、それを乗り越えて最高の評価を勝ち取るのは難しい」

その言葉をもらった時、「こっちの気持ちも知らないんで何いってんだよ」とイラッとしたのですが、後々に反芻してハッと気づいたことがありました。
あー、俺は逃げているなと。
ちょっと上手くいかないことがあるからと、そこから逃げようとしているなと感じました。
ここで逃げたら、この先困難に向き合ったときに逃げたくなってしまうと深く感じました。

現職にガチになる

課長から言葉をきっかけに転職活動を一旦辞めて、現職に打ち込むことにしました。
くそつまらないと思ったルーティーンワークもいかに仕組み化させて効率を上げるかを追求しました。
マクロを組んだり、小さな課題を見つけては改善を繰り返しです。

人間不思議なもので、こう覚悟して取り組むと状況が好転していくんです。
1年ほど打ち込んでみると大分仕事もマスターできて、ついには業務のコスト削減の提案もできるようになっていました。

そして、気づいたらこの時期から自信を持って今の仕事を語れるようになっていました。
当初は心底嫌いだった仕事でしたが、「自分がどのように仕事に向き合い何を学んだか」他人にも胸を張って話せるようになったのです。
「あー、なんか自分の中で変わったな」そんな感覚を得ることができて、再度転職活動に望みました。

二回目の挑戦。SONY、Googleに応募する

前回の反省を踏まえ今回はアクセンチュアなど特定企業に一本化するのを避けました。
自分のやりたい軸に当てはまっていれば幅広く見るようにしたのです。
ソニーも凄く魅力を感じていたため、4月に落ちたばかりでしたが、転職エージェント経由で再応募してみました。
どこまで受かるか不安だったけど、Googleや外コンにも応募しました。

二回目の転職活動でしたが、正直とても不安でした。
職務経歴書としては、新規事業の商品企画という金ピカの内容のあとに、今の管理業務が追加されるくらいです。
1回目の転職活動より経歴的にはアップグレードしていません。
むしろ、社会人3年目だったのが、4年目になっていて、すこし不利でした。

なのに、ここから面白いように面接に受かるようになったのです。
1回目の転職活動で書類で落とされたソニーは1次面接、2次面接と合格し、最終面接まで。
Googleも5回に渡る面接を突破し、最終面接まで進むことができました。
1回目の転職活動では、リクルートグループで計4社くらいに落ちましたが、再度挑戦したら2社から内定を貰うことができました。
アクセンチュアは箸にも棒にもかからなかったのに、他の外コンにおいては、計2社から内定を貰えました。

何より面白いのは、面接での内容は大して変わっていないことです。
変わったのは、現仕事への向き合い方だけです。
それだけで結果が大きく変わりました。
嘘のように聞こえるかもしれないが、仕事への向き合い方が重要なんだなーと深く感じました。

やりたいことも重要だが、現職への満足感も不可欠

このことから、私が学んだのは自分への肯定感をしっかりと持つことです。
転職活動が全く上手く行かなった時は現職へ不満タラタラで何もかもがネガティブでした。
でもそれを受け止めて、さらに努力して乗り越えていくと、結果を出せた自分に対して肯定感がとても強くなります

この現職への自己肯定感をレバレッジにして新たな職場にチャレンジしていくことが転職の基本的なスタンスだと思うのです。

今となっては1回目の転職が決まらなくてよかったなと深く感じてます。
もしあそこで転職が成功していたら、転職先でやりたくない仕事に直面した際に逃げていたと思うからです。

どうしても辛いときは直ぐに仕事をやめたほうが良いと思います。
体を壊すほど続けるのはナンセンスだからです。
ただ、短期間でもガチで向き合ってひたすら努力すればそれはきっとあなたの財産になります。
直ぐに転職に走る前に心にとめてほしいと思います。