キャリアの夜明け

大手メーカーを退職し、戦略コンサルタントに転身したドラゴン晋作がキャリア論・ビジネススキルについて語ります。

第二新卒の転職活動記。ソニー、グーグル、リクルート、外コンに挑戦

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はっきり言って第二新卒での転職は簡単じゃない!
私も新卒4年目で大手メーカーを辞めてコンサルへ転職した。
カッコよく「キャリアビジョン明確にして転職活動したら直ぐに受かった」みたいなことを言いたいんだが、実は大苦戦
転職活動を初めて3ヶ月間であまりにも上手くいかず、一旦活動を停止するほどだった。
だが、その8ヶ月後に再チャレンジした所、Google、SONYは最終面接までいき、外資コンサルを始め数社から内定を貰うことができたのだ!

 私自身、トントン拍子で上手くいかなかったからこそ、キャリアについて人一倍悩んだ自負があるし、手に入れた知識もある。
今回は、少しでもその経験をシェアすることで皆さんのためになればと思って筆をとった。
必ず、あなたの転職に使える話があると思っているからぜひ読んでくれ。

そもそもなぜ転職したいと思ったのか

まずは、なぜ転職活動をしたいと思ったのかについて簡単に話そう。

 一言で言えば、もっとスリリングで挑戦的な仕事を通して成長し、最先端の技術による事業化を導ける人になりたかったからだ。
最初の配属で新規事業の商品企画を経験した私はビジネスの面白さ・醍醐味を知ってしまった。
その後、事業部が撤退してから管理部門に異動になり、宅配便の伝票作成やシステム入力をひたすらこなすルーティーンワークが苦痛でしかたなかった。
(詳しくはこちらの記事で書いているので是非読んでくれ。)
悩みに悩んで大手メーカーを退職した - キャリアの夜明け

ネットで調べたり、転職エージェントと話していると、いかに自分の仕事が市場価値を傷つけるかを痛感するし、貴重な20代の時期を単調な仕事に捧げることへの焦燥感は果てしなかった。

そして何よりやりたいことやキャリアにおいて達成したいことを実現するためには今のままじゃだめだと思った。
そうして、転職を決意した。

早速、第二新卒として転職を始めるが大苦戦 

新たな決意の基に転職を始めるわけだが、これが大苦戦だった。
まず、ビズリーチとリクルートキャリアに登録し、色々な企業を探していった。
色々と転職エージェントと話す中で最初は、アクセンチュアの新規事業やマーケを担当する部署にとても惹かれた。
外部として新規事業の立案に多く携わればそれだけ経験値も溜まって新規事業のノウハウも知れると思ったからだ。
ここから、アクセンチュアに志望を一本化させ、徹底的に準備した。
パートナーやディレクターのインタビュー記事は片っ端から読んだし、職務経歴書や志望動機書も細部までチェックにチェックを重ねて用意し、面接における想定質問への回答も準備。
いざ参らんとばかりに応募した。

そして、転職エージェントからメールの返信。
「書類は余裕で通る」と思っていたから、自信満々で開けたらそこには、「今回はお見送りとのことです」という表記が。
一瞬、何が何だがわからなくなった。
アクセンチュアの志望部署のマネージャーが講演するからと申し込んだセミナーに職務経歴書と履歴書を持って直接渡したくらい何が何でも面接に活かしてほしかった。
こんなに準備したのに面接すらいけない無力感に絶望していた。

そんな折、ビズリーチでソニーからダイレクトリクルーティングがきた。
新規事業のマーケティング職で正に自分がやりたいことだった。
しかもソニーから直接スカウトされていて、「これはいける!」と思って意気揚々と書類を応募。
1週間後に帰ってきた返信は、「ご期待に添えない」との文言。
正直、わけが分からなかった。
直接スカウトされたのに、落ちることがあるなんて、そんなことがあるのかよって思った。

しかも、この時は現職へのストレスも半端ではなく、再雇用の60歳以上の方々に囲まれながら、ひたすら宅配便の伝票やシステム入力を繰り返すルーティーンワークに追われ、逃げたい気持ちでいっぱいいっぱいだった。
多分かなりネガティブなオーラを纏っていたと思う。

その後も、リクルートホールディングスから直接スカウトが来たから面接を受けたり、または自分からリクルートライフスタイルに応募したり、面白そうなベンチャーを見つけては応募していたが、面接に行ってもすべて落ちてしまった。
10社くらい落ちに落ちまくったのだ。
ここらへんから、俺はどこからも求められてないのかと思い始めたり、今の仕事をしていて自分の市場価値がどんどん下がっていき、より転職が厳しくのではという不安に押しつぶされそうになっていった。
ストレスで胃腸の調子が悪くなり、5kg痩せてしまうほどだった。

そんなとき、前事業部の他部署の仲が良かった課長に飲みに誘われ、現職への不満をたらたらぶちまくまくったら、こんな言葉を言われたのだ。
「今の環境を愚痴るのは簡単。でも、それを乗り越えて最高の評価を勝ち取るのは難しい」

その言葉をもらった時、ハッと気づいたことがあった。
俺は逃げているなと。
ここで逃げたら、この先も逃げ続けるなとその時に深く感じた。

現職にガチになる

課長から言葉を貰ってから転職活動を一旦辞めて、現職に打ち込むことにした。
くそつまらないと思ったルーティーンワークもいかに仕組み化させて早くできるかを追求した。
マクロを組んだり、小さな改善点を見つけては改善しまくった。
そして、色々な知識を吸収しまくり、その分野である程度語れるようにした。
ガチになってから10ヶ月経ったらへんで大分、その課の業務を理解し、業務もマスターした。
そして、業務上の大きな課題を見つけて、コスト削減を事業企画に提案までもっていった。
傍流部門からメインストリームへの提案だったから、かなり大きなことだったと我ながら思っている。

そして、このぐらいから自信を持って仕事を語れるようになっていった。
前は、自分のやりたいことができなくなり、拒絶反応がでまくっていた仕事からネガティブなオーラを発していた自分とは大分違っていたと思う。

そして、再度転職活動に望んだのだ。

二回目の挑戦。SONY、Googleに応募する

前回の反省を踏まえ今回はアクセンチュアなど特定企業に一本化するのを避けた。
自分のやりたい軸に当てはまっていれば幅広く見るようにした。
ソニーにも凄く魅力を感じていたため、4月に落ちたばかりだったが、転職エージェント経由で再応募してみた。
どこまで受かるか不安だったけど、Googleや外コンにも応募した。

2二回目でも不安だった。
職務経歴書としては、新規事業の商品企画という金ピカの内容のあとに、今の管理業務が追加されるくらいだった。
特にアドバンテージはない。
むしろ、商品企画を一貫してやっていないため、専門性を認められない。
しかも、4年目の終わりに突入し、ギリギリの第二新卒だった。

だが、ここから面白いように面接に受かるようになった。
1度書類で落とされたソニーも1次面接、2次面接と合格し、最終面接まで。
Googleも全部で5回あった面接を最後まで行くことができた。
リクルートも4社くらいに落とされたが、再度挑戦したら内定を貰うことができた。
アクセンチュアに箸にも棒にもかからない外コンからは2社から内定を貰えたのだ。

正直、面接で話していることは変わっていない。
変わったのは、自分の仕事への向き合い方だけだ。
それだけで結果が大きく変わった。
嘘のように聞こえるかもしれないが、これが本当なのだ。

転職はやりたいことも重要だが、現職への満足感も不可欠

このことから、私が学んだのは自分への肯定感をしっかりと持つことだ。
転職活動が全く上手く行かなった時は現職へ不満タラタラで何もかもがネガティブだった。
でもそれを受け止めて、さらに努力して乗り越えていくと自分に自信がつき、そんな環境でも結果を出した自分への自己肯定感がとても強くなる。
その自己肯定感をレバレッジして新たな職場にチャレンジていくことが面接官を魅了させる姿勢なのだなとかなり感じている。
今となっては最初の3ヶ月で転職が決まらなくてよかったなと深く感じている。
もしあそこで逃げていたら、この先やりたくないことに直面した時に同じように逃げていただろう。
どうしても辛いときは直ぐに仕事をやめたほうが良いと思う。
体を壊すほど続けるのはナンセンスだ。
ただ、明らかにやりたくないことに直面した時、半年から1年だけでもガチで向き合ってひたすら努力すればそれはきっとあなたの面立ちを変えるはずだ。
直ぐに転職に走る前に心にとめてほしい。